外の看板のイメージを思い浮かべて初めて店に入ると、店内はまるで印象が違うので一瞬戸惑いました。
看板のイメージだと、学生がたむろするおしゃれな定食屋って感じだけど、実際のお店は薄暗くシックなマダムっぽいカフェのイメージ。

ランチメニューで一番人気というロシアンハンバーグを頼みました。
お店はさっぱりした、きさくなおじさんがひとりで切り盛りしているようです。

地下で窓もないし、携帯電話もつながらない。店内はジャズっぽい音楽がゆったり流れていて、静かに本を読むのがちょうどいいかも。

しばらくしてロシアンハンバーグが出てきた。熱い鉄皿の上で、ハンバーグにたらしたデミグラスソースがジュージューはじけてる。食べてみて、そのやわらかい初めての食感にうっとりしました。押し固めてられていないハンバーグはフワフワで、ソースとからめて口に入れると肉のうまみが広がります。熱くておいしかったです。

学生が居ない理由がわかりました。全体に量が少ないのです。きっと若い女性や主婦をターゲットにしているお店だと思いました。食後のアイスとパンナコッタもおいしいけど、すぐに食べきってしまって物足りなかった。パンナコッタだけ、3倍くらいにして欲しいな。